A:お祝い

(1)結婚祝い
 @結婚式・披露宴に出席する場合
  式場の格式や相手との関係、自分の立場年齢によって違ってきますが、一般的な基本は以下のとおりです。
    友人・知人・・・・・・2〜3万円
    いとこ・親戚・・・・・3万円
    甥・姪・・・・・・・・・・5万円
    兄弟・姉妹・・・・・・5〜10万円
 A夫婦で出席する場合
  一人の金額の2倍よりも、やや少ない額が一般的です。
  相場は兄弟・姉妹なら10万円、知人・友人なら5万円くらいです。
 B結婚式・披露宴に出席しない場合
  相手との関係によって違ってきますが、5千円から3万円くらいまでが一般的です。
  平均1万円くらいです。

 補足
  偶数は「割れる」「別れる」を意味するので避けるべきだと言われています。
  しかし、「2」は最近では「ペア」と考えられるようになりましたので問題ないと言われています。
  「8」は末広がりの意味があり、問題ない様です。
  当然、新札を用意して下さい。 

(2)出産祝い
  産後7日頃を過ぎて贈る事がいいようです。できれば生後30日頃までに。
  出産祝ののしは白赤の蝶結びで表書きは「 御祝」「御出産祝」「御出産御祝 」などとかきかます。
 @親類に対しての基本的な金額
    友人・知人・・・・5千円〜1万円
    いとこ・親戚・・・1万円〜2万円
    兄弟・姉妹・・・・1万円〜3万円

 A知人の場合(三和銀行調査より )
    20〜30代は平均5000円
    40〜50代は平均10000円
          

(3)入学祝い
  プライベートで親密な付き合いをしていない場合は必要有りません。
  親類なら1万円くらい、その他は5千円くらいが相場ですが、決まりはありません。
 @親類の場合(三和銀行調査より )
対象 平均 相場額
幼稚園・保育園 11,100 10,000
小学校
11,400
10,000
中学校
12,600
10,000
高校
16,600
10,000
短大・大学
22,600
10,000
 A知人の場合(三和銀行調査より )
対象 平均 相場額
全体
8,100
10,000
幼稚園・保育園
3,100
2,000
小学校
*
3,000
中学校
7,400
10,000
高校
9,700
10,000
短大・大学
*
10,000

(4)その他お祝い
  @子どもの祝(七五三・初節句など)、成人祝、就職祝(卒業祝)などはいずれも1万円くらいが相場です。

 

B:葬祭関係

   高齢者の一般情報へ


C:その他

(1)お年玉
 「お年玉」の語源は、古来の風習であった年神様に奉納された鏡餅を参拝者に分け与えた神事からきているといわれています。
 鏡餅は元々鏡を形どったものであり、魂を映すものと言われていたことから「魂=玉」とも言われていたようで、年神様の玉ということから「年玉」、 神様のお下がり物だから「御」をつけて「御年玉」と称され、これをいただいた参拝者でもある家主が家族や使用人に砕いて半紙に包み分け与えたのが「お年玉」の起源ともいわれています。
 その後、正月の訪問時に「御年始」「御年玉」と称して、贈答物を持参することがさかんになり、形を変えて家人への贈答物を「御年賀」「御年始」とし、子供達へのおみやげとして持参したものを「お年玉」と使い分けるようになったともいわれています
 @お年玉をあげる年齢
 お年玉をあげる対象の年齢には、きまりや制限はありません。
誰にあげるかはあげる側の気持ちによっても異なりますが、お金の価値を知らない幼児や大学生にまであげる必要があるかどうかについては、あげる対象の子供の年齢ではなく、その子の父母や祖父母などの家族との「お付き合い関係の度合」によって判断するのが一般的な考えのようです。
 また、子供が年老いた父母に「お年玉をあげる」という習慣も各地にあるようです。

 Aお年玉の相場 (三和銀行調べより)

最多回答額 第2位回答額 第3位回答額
小学校入学前 3千円 1千円 2千円
小学校低学年 3千円 5千円 2千円
小学校高学年 3千円 5千円 2千円
中学生 5千円 3千円 1万円
高校生 5千円 1万円 3千円
大学生 1万円 5千円 2万円












 お祝いを贈る時、いくら包めばよいのか悩む方は多いでしょう。
 基本は気持ちであり、基準はありません。
 しかし世間の常識はやはり気になるものです。
 ここでは一般的な基準をご紹介いたします。
 弔慶費について